非利き手を練習してみた
こんにちは。大学生のヌリグスリです。
最近、松葉杖を使っている人を良く見かけます。骨折なのかどうかはわかんないけど、昔、自分が利き手(右)を骨折して、不便だったことを思い出しました。
また利き手が使えなくなった時のために、2週間ほど左手を使う練習をしたので、思ったことをまとめてみました。
ちなみに、日本の左利きの人の割合は12%くらいらしい。
ルール
- 左手で生活
できうる限り左手を使って生活をします。ただ大学のテストなど、早く、きれいな字を書く必要があるときのみ、右手を使ってもよいことにします。
やってみた感想
- 1週目
最初は箸が本当に使えなかったので、食事の時間が1.5倍くらいになってしまいました。
ただ3日ぐらい経つとコツをつかんできて、右手を使うのと同じくらいの時間で済むようになってきました。
文字を書くのがどうしても遅くなってしまうので、授業についていくのが大変でした。
- 2週目
2週目に入って明らかに変わったなって思ったのは、筆圧が強くなったことです。文字がしっかり書けるようになってきました。
特にアルファベットはきれいに書けるようになったのですが、ひらがな・漢字はまだまだへたくそです。日本語は右手仕様になっていることを実感しました。逆に、アルファベット、数字は割と早く慣れたので、外国では両利きの人の割合が日本より多いのですが、そのわけが分かりました。
コツ
- 段階的に
難易度の低いことから高いことへと、段階的にできることを増やしていったほうが、不便さをあまり感じることなく練習できて続けやすいと思います。
- まずスプーンでご飯を食べること。余裕だろって思う人が多いと思いますが、意外と違和感がすごいです。ただ1日で慣れます。
- 次はスマホ。無意識で右手でいじってしまうことが多いので、ズボンのポケットに入れてる人は、非利き手のほうのポケットに入れておくことをお勧めします。
- その次は箸。スマホと比べると格段に難しくなります。食べる料理にもよりますが、ぶっちぎりで難しいのは米です。特に丼物はマジできつい。でも避けたら負けです。
- 最後はやはり筆記です。最初はなるべく丁寧に書くことを意識して、慣れてきたら早く書くことを練習していくのがオススメです。
最後に
金子みすゞさんの「私と小鳥と鈴と」を以前と現在で書いたものを比較してみました。
時間は以前のほうが7分17秒、現在のほうが7分3秒でした。
思ったほど時間が縮まらなかったです。ひとつひとつの文字のバランス、全体のバランスはよくなっています。画像ではわかりにくいのですが、文字はかなり濃くなっています。
今後さらに継続していきたいと思います。