振り子時計をザックリ解説
こんにちは。大学生のヌリグスリです。
こないだテレビで、海外でずっと動かなかった時計台を日本の職人が直す、みたいな番組を見ました。
そこの時計は振り子時計だったのですが、内部の構造がとても複雑で、よくわからなかったです。
僕は昔から、ものづくりとか、機械の仕組みとかに興味がある子でした。
小学3年生の時に、お祭りで当たったエアガンの仕組みが知りたくて、分解したらもとに戻らなくなってがっかりした記憶があります。
それ以降も、経験から学習することなくいろいろなものをダメにしてきました。
今回テレビを見て、そのころの気持ちがよみがえってきたので、振り子時計の仕組みを調べてみました。
時計はどうやって動いている?
まず初めに振り子時計の動力です。
僕も今まで誤解していたのですが、振り子が動力になっているわけではありません。
振り子時計が身近にある人なら知っているのでしょうが、ゼンマイが動力になっているのですね。
チョロQとか動かしているやつです。
ですので、ゼンマイを定期的にまかないと時計は止まってしまいます。
ほかにも、おもりを吊るして動力にしているものもあります。
こちらも定期的にねじを回しておもりを高い位置に持ってこないと、時計は止まってしまいます。
振り子の役割
振り子は、揺れている中心とおもりまでの距離によってのみ、揺れる周期が決まります。
振り子が長いほど周期は長くなりますし、短いと周期も短くなります。
この性質を利用して、一定の速さで歯車を動かすことができるのです。
ゼンマイやおもりから動力を受けた歯車は、何もしないとどんどん回転が速くなっていきます。
これを一定にするためのストッパーとして、振り子が使われます。
振り子が揺れることで、ツメが交互にかみ合うので、歯車がちょっとずつ回転します。
ちなみに振り子が止まらないのは、歯車がツメをちょいと押しているからです。
こうして一定の周期で回るようになった歯車が、回転の速さを調整するための歯車を通して、秒針、短針、長針を動かしています。
最後に、振り子時計の仕組みが分かりやすそうな動画を紹介します。
紙で作った振り子時計で、ペットボトルをおもりにしています。
いつか作ってみたいですね。
振り子がどう歯車に関わっているのか、よくわかると思います。
今回結構面白かったので、たまにはこのようなブログを書きたいです。