蛇が前に進む仕組み
こんにちは。大学生のヌリグスリです。
最近アラームが弱いです。
いや、アラーム自体の音量は変わってないはずなんですけど、なんか起きれないことが多くて困ります。
2度寝とかなら自分の意志の問題なんで何とかなりそうなんですけど、鳴ってることにすら気づかないのでどうしましょ。
マンションに住んでるのであんまし強力な目覚ましは鳴らせないし。
前書きとは何にも関係がないんですけど、今日は蛇について書きたいと思います。
蛇って不思議じゃないですか。
足を持たないのにどうして前に進めるんだろう、って思ったことは誰しもあると思います。
疑問に思っても調べずに今まで生きてきたのですが、たまたま知る機会に恵まれました。
蛇が前に進む仕組み
蛇の腹ってどうなってるんでしょう。
蛇が地面と接してる部分のことを腹とよんだのですが、これにはある特性があります。
縦には滑りやすく、横には滑りにくいんです。
この特性をどうやって使っているのかと言いますと、力を斜めにかけることによって、前に進むことができています。
これだけだと怒涛の分かりにくさを持ってしまっているので、図で説明します。
緑は蛇の体側、赤は力をかけている向きを表しています。
力って図のように分解して表せます。
ここで蛇の腹の特徴が効果を発揮して、蛇は横方向には滑りにくいので図の黄色の矢印の力は摩擦力によって打ち消されます。
あと残ったのは青色の矢印のみですので、前に進めるというわけです。
似たような原理を持っているのはスケートです。
縦に滑りやすく横に滑りにくいので、斜めに力をかけると刃に対して真っすぐ進んでいくのがわかると思います。
蛇の腹は滑りにくいとはいえ、完全に滑らないわけではありませんので、普通に真っすぐな状態で力をかけたらわずかに進みたい方向からずれてしまいます。
ですからくねくねしながら前に進んでいるんですね。