ointment’s blog

大学生が気になったこと

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はちまきの歴史

こんにちは。大学生のヌリグスリです。

 

7月に入り、次第に夏が近づいてきました。

まだ梅雨は開けていないようですが、もうギラギラに太陽が照り付けているような、夏っぽい天気が多いですね。

夏と言えば何を思い浮かべるでしょうか。

海水浴、キャンプなどのアウトドアや、スイカ、かき氷などの食べ物を連想する方もいるでしょう。

僕は、小学生の頃の町内の夏祭りを思い出します。

はっぴ着て、はちまき巻いて、神輿に乗るのが毎年楽しみでした。

はちまきっていろいろな場面で使いますね。

最近気圧が低い時の片頭痛対策で、はちまきをすることがあるのですが、そもそものはちまきの意味って何なんだろう、と思いまして、今回は、はちまきについて調べてみました。

 はちまきの歴史

 

鎌倉時代に武士の兜がぐらつかないようにするために頭に鉢巻を締めていました。

後に足軽などの雑兵がつけるようになって、それが戦の時の恰好として定着していったようです。

次第に戦のときの機能として、額に金属を仕込んで防具として使われるようになりました。

さらにはちまきに色を付けることで、敵味方の区別がつくようにしていたという説もあります。

これらによって、はちまきを締めることが戦のイメージと結びつくようになっていきました。

これは、今でも運動会のはちまきに受け継がれています。

 

また、室町時代の町人が汗止めとしてはちまきを巻いていたのが、後のはちまきになっていったという説があります。

ここで、はちまきに勤労、勤勉の印象が付いていったと思われます。

八百屋さん、受験生がはちまきしてるイメージがこれに当たりますね。

 

祭りの時のはちまきの起源は、実は古墳時代にまでさかのぼります。

巫女が、儀式の際に頭に巻いていたツタなどが、はちまきになっていったと考えられています。

なぜツタ巻いていたのかというと、神話の中で、天宇受賣命という神様が舞ったときの衣装が、頭にツタを巻いたものだったというエピソードから来ています。

祭りのはちまきの起源が一番古いのです。

 ちょっと話は変わりますが、最初にも言った通り、低気圧による片頭痛にははちまきが有効です。

気圧が低いことで血管が膨張して、頭痛が起きると考えられています。

頭を縛って抑えることで結構楽になるので、ぜひ試してみてください。